【第49回】「ストレッチ」について【2014年11月】

「ストレッチ」と聞いて、運動する前に行う準備運動と考える方も多いのではないでしょうか?
もちろんその意味もありますが、日常生活をより快適に過ごすために有効な運動でもあります。その効果は、もちろん柔軟性の向上、すなわち筋肉が伸びやすくなります。すると、筋肉のこわばりがほぐれ、血流も改善し、心身ともにリラックスできるようになります。肩凝りや腰痛の予防にもなります。ただし、反動を付けてのストレッチは、筋肉を痛めることがあるので、痛くなる手前の強度でゆっくり呼吸をしながら10~15秒ほど伸ばすことが重要です。それとできるだけ毎日根気よく続けることです。
 私も学生時代は非常に体が硬く、体力測定の前屈では指先と床まで10センチ以上は離れて、いつも恥ずかしい思いをしていました。最近毎日ストレッチを行うことで手のひらが床に着くようになり、肩凝りや腰痛もほとんどおきません。皆さんも毎日少しの時間でもいいので、ストレッチを日常生活に組み込んでみませんか?