【第11回】 リハビリって効果あるの?【2011年9月】

整形外科の治療の一つにリハビリテーションがあります。リハビリは大きく分けて、運動療法と物理療法に分かれます。運動療法とは主に理学療法士が患者さん相手に治療を行うことで、関節を動きやすくしたり、筋力を向上させたりする効果があります。一方、物理療法とは、痛みのある部分に電気を流したり、温めたり、器具を用いて行う治療です。本当にそれで痛みが取れるのか?という疑問があると思うのですが、実際私も肩凝りがひどいときなど電気を当てたらすごく楽になります。また私の師匠の先生が、膝の軟骨がちびて痛い患者さんを、一つは痛み止めの内服のみ、もう一つは運動療法を行うのみのグループに分けて経過を見たところ、二つのグループ間で痛みの緩和に全く差がなかった、つまり両方とも同じくらい良くなったという論文を書いておられます。それくらいリハビリは効果があるのです。「リハビリはしんどいからどうしよう」とためらわれている方も一度してみませんか?