中内整形外科クリニック
高知市旭に開院した新しい整形外科クリニックです。
整形外科、リウマチ治療、リハビリテーション、スポーツ外傷など。
地域のかかりつけ医として、地域に根ざした医療を目指します。
健康アドバイス
毎日の暮らしに役立つ健康のこと、病気のことを分かりやすく説明します。
【第88回】「湿布」について
【2018年2月】
 今回は「湿布」についてお話しします。湿布は昔からある第1世代の「冷湿布」「温湿布」、消炎鎮痛の成分を含んだ第2世代の湿布があります。その名の通り「冷湿布」はメントールなどの成分で貼った後に冷感を感じるものですが、実際にはアイシングほどの冷却効果はありません。外傷後に「湿布をして局所を冷やしました」という患者さんがおられますが、ひやっと感じただけで実際はそれほど冷やすことになっていません。それに対し「温湿布」は唐辛子エキスなどを含ませて、皮膚の温感点を刺激し血流改善を促すものです。実際には貼った局所の温度はあまり変わらないといわれています。
 第2世代の湿布は現在処方される湿布の多数を占めていますが、消炎鎮痛の成分を皮膚から吸収させることにより、局所の炎症を減らし、鎮痛効果を狙うものです。第2世代の湿布の中にも「温感」タイプも出てきており、症状によって使い分けが必要です。
【第87回】「腓骨神経まひ」について
【2018年1月】
 今回は、足首が動かなくなる(下垂足)原因の一つである「腓骨(ひこつ)神経まひ」についてお話しします。腓骨神経とは膝(しつ)関節の後方で坐骨(ざこつ)神経から分かれる神経で、膝外側後方にある骨の隆起「腓骨頭」の後方にあります。ここは神経の可動性が乏しく、さらに皮膚のすぐ下を神経が走行しているため、軽度の圧迫で容易にまひが生じます。
 例えば寝ているときに腓骨頭が物に当たっていたとか、長時間膝屈曲位でしゃがんでいて発症した方もおられます。症状としては、足首、足趾(そくし)が持ち上がらなくなり、しびれがあり、知覚が低下します。痛みがあることはまずありません。
 骨折、脱臼などの外傷や、腫瘍が原因の場合はすぐに手術が必要ですが、それ以外ではビタミンB12の内服や電気刺激による保存療法を行います。ただ、下垂足は「腰椎椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄(きょうさく)症」などでも起こることがあります。足首に力が入りにくいと感じたら早めの受診をお勧めします。
医療法人 睦会 中内整形外科クリニック
【診療科目】整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科
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